話題のオンラインサロンですが、「よく聞くけど何が良いの?」「なんだか怖いイメージがある」という方もいますよね。
こちらの記事では、オンラインサロンのメリット・デメリットはもちろん、デメリットを防ぐためにできることについてもご紹介します。
オンラインサロンって何?
オンラインサロンを一言でまとめるなら、「オンラインで運営される月額会費制のクローズドなコミュニティ」のことです。
Facebookの非公開グループ、Slack、専用のアプリなどオンラインのアプリやサービス上で運営されていて、月額会費制(サブスク)で毎月お金を払った人だけが参加できるようになっているコミュニティとなっています。
大まかには4つのタイプに分類できますが、複数のタイプの特徴を合わせて運営しているオンラインサロンも多いです。
- ファンクラブ型:ファンが集まりオーナーを応援したりファン同士で交流する
- スキル・ノウハウ型:講座やセミナーなどを受講でき、専門的なスキルや知識を身に付けられる
- コミュニティ型:共通の趣味や関心・夢・目標を持つ人が集まり交流しながら活動する
- プロジェクト型:オーナーの活動を支援したり、みんなで大きなプロジェクトを進めたりする
「オンラインサロンとは何なのか?」について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
オンラインサロンの定義から、タイプ・月額会費・探し方まで徹底解説!オンラインサロンに入るメリット
オーナーと近い距離でコミュニケーションが取れる
不特定多数の人が行き交うSNSとは違い、オンラインサロンは比較的少人数かつクローズドな空間なので、オーナーと近い距離でやり取りしたり、会員から質問や応援ができるのが特徴です。
もちろん、公式SNSやブログでもコメントを送ることはできますが、誰でも見れる媒体では不特定多数の方に向けた情報が前提となっていて、必ずしもオーナーが見ているとは限りません。
- 専門領域について分からないことを気軽にオーナーに質問できる
- タレントやアーティストのオーナーからコメントが返ってくることもある
クローズドならではのレアな情報が手に入る
先ほど書いたように、オンラインサロンは月額会費を支払った人だけが楽しめるクローズドな空間です。
だからこそ、他では手に入りにくい情報が発信されていたり、貴重なノウハウや体験談を知ることができます。
- タレントやアーティストの他では見られないオフショットや頭の中が見れる
- 無料では教えてもらえない専門的なスキルや知識が学べる
- 同じ悩みを持つ人の体験談を聞ける
オーナーの活動をリアルタイムで知れる
オーナーが現在進行形でどんな活動をしているか見えやすいのもポイントです。
特にファンクラブ型のオンラインサロンやプロジェクト型のオンラインサロンに当てはまる内容ですが、具体的にはこんなイメージです。
- いま進んでいる企画やプロジェクトについてここだけの情報がシェアされる
- 新曲や新作がオンラインサロン限定で先行解禁される
- 発表前の製品について、テストマーケティングに参加できる
安心して過ごせる居場所が見つかる
クローズドな空間で、興味や好きなことが同じ人たちが集う場所なので、居心地が良かったり安心して過ごせることも多いです。
もちろん、クローズドだからといって何を言っても良いわけではなく、犯罪行為や差別的表現、嫌がらせや誹謗中傷のような使い方は許されませんし利用規約で禁止されています。
当たり前のことですがそれを前提とした上で、例えば以下のような意味で安心感のある場所だと言えます。
- なかなか人に言えない悩みを打ち明けたり弱音を吐いたりして、気持ちを共有できる
- 好みや興味を否定されることなく、好きなことで盛り上がれる
- 同じテーマに関心のある、価値観の似た人と出会える
オンラインサロンのデメリット
活用できないと元が取れない
オンラインサロンに限らず月額会費制(サブスク)のサービスはどれもそうですが、「どれだけのコンテンツを楽しんだか」「何回ログインしたか」などは関係なく、毎月定額で月額会費を支払います。
そのため、仕事・家事・趣味などで忙しくあまり利用できなかった月にも月額会費を支払うことになるので、元が取れないということもあり得ます。
雰囲気や内容のミスマッチが起こると楽しめない
クローズドな空間のため入会前に実態が掴みづらく、入ってからミスマッチが起こる可能性もあります。
例えば、「コミュニティが想像以上に活発で、居心地が悪い」「コンテンツのレベルが思った以上に高く、ついていけない」などです。
逆に、思ったより活動が活発でなかったり、コンテンツの質が悪いといったこともありえます。
トラブルに巻き込まれる可能性がゼロではない
ニュースなどで見たことのある方もいるかもしれませんが、オンラインサロンの中にはごく一部ですが「悪徳サロン」と呼ばれるようなものもあり、詐欺行為や強引な勧誘などトラブルも発生しています。
また、オンラインサロン自体は健全に運営されていても、様々な人が集まる場所のためトラブルを起こす会員が居ることも考えられます。
デメリットを防ぐためにできること
SNSの口コミで情報収集する
入会前に実態が掴みづらいオンラインサロンでは、実際の会員の口コミがとても参考になります。
基本的にオンラインサロンの内容は外部に出してはいけないことになっていますが、「感想のシェアはOK」というケースもあります。
「サロン名や略称」「オーナーの名前+サロン名」などで検索してみると、会員が感想を投稿していることがあります。できれば、良い口コミと悪い口コミを両方見つけて比べてみましょう。
良い口コミも、「〇〇サロン、本当に勉強になります!」のようなふんわりしたものはあまり参考にならないので、事実や出来事などが具体的に書かれたものを参考にしましょう。
- 「こんなテーマで交流会があって、〇〇について盛り上がった!」
- 「〇〇や〇〇についての発信がめっちゃ勉強になる」
- 「〇〇の職種の人が多くて相談しやすい」
集客ページでコンテンツの種類や更新頻度をチェックする
どんなコンテンツがどのくらい楽しめるのかをチェックするのも有効です。
特に、SNSの発信だけではどんなオンラインサロンなのか分からないと思うので、オンラインサロンについて詳しく説明している「集客ページ」を見に行きましょう。集客ページは、SNSの投稿やプロフィールにURLが貼ってあることが多いです。
集客ページに以下のような感じで、どんな種類のコンテンツをどれくらいの頻度で更新しているか書いてあれば、オンラインサロンの実態をイメージしやすいですね。
- 「月1回、ライブ配信を開催してゲストと対談したり皆さんと交流していきます!」
- 「週に2回はコラムを投稿するので、業界の最新情報をぜひチェックしてください!」
プラットフォームを利用しているオンラインサロンから選ぶ
オンラインサロンには、オーナーが自前で運営しているものと、「プラットフォーム」を利用しているものの2種類があります。
プラットフォームとは、オンラインサロンを運営するための仕組みを提供しているサービスのことで、「DMMオンラインサロン」「CAMPFIRE Community」などが有名です。オンラインサロンnaviに載っているのも、プラットフォームを利用しているオンラインサロンがほとんどです。
プラットフォームを利用できるのは運営会社の審査を通ったオンラインサロンだけなので、悪徳サロンや怪しいオンラインサロンは審査段階で弾かれている可能性が高いです。
無料期間を利用する
「入会から14日間無料!」のように、無料期間を用意しているオンラインサロンもあります。
期間内に休会や退会をすればお金はかからないので、無料期間があればまずはお試し入会してみるのも一つの方法です。
入ってみて自分と合っているか判断して、合わなければ辞めるということができます。
休会ができるか確認しておく
忙しくなってしまったときのために、「休会」ができるかを確認しておくのもおすすめです。
休会とは、一時的にアカウントを止めて月額会費が発生しないようにしておく対応です。「退会」はアカウントが削除されてその後は利用できなくなりますが、休会なら忙しい時だけ休んで都合の良いタイミングで戻ってくるということもできます。
休会できるかどうかはオンラインサロンによって異なるので、入会する前にチェックしておきましょう。
まとめ
今回の記事では、オンラインサロンのメリット・デメリットについて、そしてデメリットを防ぐためにできることについてまとめました。
- メリットは、「オーナーと近い距離でコミュニケーションが取れる」「クローズドならではのレアな情報が手に入る」「オーナーの活動をリアルタイムで知れる」「安心して過ごせる居場所が見つかる」
- デメリットは、「活用できないと元が取れない」「雰囲気や内容のミスマッチが起こると楽しめない」「トラブルに巻き込まれる可能性がゼロではない」
- デメリットを防ぐためには、「SNSの口コミで情報収集する」「集客ページでコンテンツの種類や更新頻度をチェックする」「プラットフォームを利用しているオンラインサロンを選ぶ」「無料期間を利用する」「休会ができるか確認しておく」
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