いま話題のオンラインサロンやオンランコミュニティですが、実際どうやって始めるの? と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「オンラインサロンの作り方」として、5つのステップを解説します。すぐに実践できるコツや例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「自分もオンラインサロンをやってみたい」「コミュニティを作りたいけど何から始めればいいんだろう」という方は要チェックです。
目次
そもそもオンラインサロンとは?
オンラインサロンの定義について
オンラインサロンとは、簡単に言えば「オンラインで運営される月額会費制のクローズドなコミュニティ」のことです。
Facebookの非公開グループ、Slack、専用のアプリなどで運営されており、月額会費制(サブスク)でお金を払っている人だけが参加できるコミュニティとなっています。
オンラインサロンには4タイプある!
オンラインサロンには、大きく分けて4つのタイプがあります。著名人のオンラインサロンはもちろん、個人が自前で運営するオンラインサロンも多くなっています。
- ファンクラブ型:ファンが集まりオーナーを応援したりファン同士で交流する
- スキル・ノウハウ型:講座やセミナーなどを受講でき、専門的なスキルや知識を身に付けられる
- コミュニティ型:共通の趣味や関心・夢・目標を持つ人が集まり交流しながら活動する
- プロジェクト型:オーナーの活動を支援したり、みんなで大きなプロジェクトを進めたりする
ただし、複数のタイプの特徴を合わせて運営しているオンラインサロンもたくさんあります。厳密に分類できるというよりは、ざっくり分けるとこの4つのタイプに分類できるという感じです。
オンラインサロンを作るメリット・デメリット
オンラインサロンを作るメリット・デメリットは、それぞれ以下のようなものがあります。
メリット
- 届けたい人に、届けたい情報を発信できる
- 安定した収益を得られる
オンラインサロンの内容にもよりますが、自分のコアなファン・同じテーマに興味のある人・モチベーションの高い人などが集まるコミュニティ作りができます。
そのため、不特定多数の人に発信していくSNSよりも効率的に、届けたい人に届けたい情報を発信できます。また、アンチによる嫌がらせの心配もかなり減ります。
また、月額会費制なので、イベント・グッズ販売・セミナーや講座などの売上と比べると安定して収益を得られるのもポイントです。
デメリット
- 継続的に価値を提供しないと退会につながってしまう
- コミュニティ内でトラブルが起こる可能性がある
月額会費制という仕組みのため、どれだけ良い情報やコンテンツがあってもそれを継続して出せないと、価値を感じてもらいにくくなり退会に繋がってしまうこともあります。
また、会員同士のトラブルなども可能性としてはゼロではないので、デメリットと言えます。
オンラインサロンについてはこちらの記事でも詳しく説明しています。気になる方は、ぜひご覧ください。
オンラインサロンの定義から、タイプ・月額会費・探し方まで徹底解説!全部で5ステップ! オンラインサロンの作り方!
ここからは、本題のオンラインサロンの作り方について紹介していきます。
開設するまでの実際の流れは、5つのステップに分けることができます。プラットフォーム利用も自前運営も、著名人も個人も、基本的にやるべきことは同じです。
- コンセプトやテーマを決める
- プラットフォームを決めるor自前でシステムを揃える
- 初期設計をする
- 告知をして会員を集める
- いよいよ開設!
①〜⑤の各ステップについて、詳しく説明していきます。
そもそも「オンラインサロン」って何? という方は、こちらの記事もどうぞ!コンセプトやテーマを決める
「えっ! まずはコンテンツを考えるんじゃないの?」と思った方もいるかもしれません。
しかし、”土台” が曖昧なままコンテンツを考えると、内容がブレてしまったり、それによって会員の方に価値を感じてもらえなかったりする可能性があります。
そのため、まずはコンセプトやテーマを考えて、それをもとにコンテンツ作りをすると良いでしょう。
コンセプトやテーマと聞くと漠然としていて難しそうに感じるかもしれませんが、以下のような項目ごとに考えてみると決めやすいはずです。
自分がオンラインサロンをやる目的は?
そもそも、なぜあなたはオンラインサロンをやりたいのでしょうか? これは全てのスタート地点なので、明確にしておきましょう。
オンラインサロンのオーナーとなるあなた自身を主語にして、想いを書き出してみるのがおすすめです。これは、主観で構いません。
- (例)応援してくれるファンともっと身近で繋がって、ファンの毎日を豊かにしたいし、私もファンから元気をもらいたい
- (例)初期投資ができず専門的な内容が学べない人に向けて、初心者が気軽にリスクなく学べる場を作りたい
ターゲットになるのはどんな人たち?
これから作るオンラインサロンを、どんな人たちが集まる場所にするか考えます。
コンテンツを決めたり告知をしたりするときにも、「どんな人たちがターゲットなのか」はとても大切です。ターゲットがぼんやりしていると無難な打ち手しか実行できず、結果もいまいちになりがちです。
行動特性、属性、悩みなど、できるだけ具体的に考えてみましょう。
- (例)イベント参加率7割以上のファンや、SNSで毎回コメントしたり拡散してくれているコアなファン
- (例)20代後半〜30代の会社員で、興味はあるけど何から始めればいいのか分からなくて動けずにいる人
会員はオンラインサロンで何を得られる / 達成できる?
「このオンラインサロンに入るとこんなふうになれますよ!」という、いわば会員にとってのゴールも決めます。
大切なのは、先ほど考えたターゲットと自分が提供できるもののバランスを考えること。ターゲットが喜ぶゴールでも自分が提供できなければ期待外れになってしまいますし、自分のやりたいことだけを押し出してもターゲットが喜んでくれなかったら意味がありません。
- (例)〇〇と繋がることで、毎日が今よりもちょっと楽しくなる
- (例)他では話しにくい同じ悩みを持つ仲間と交流できて、気持ちが軽くなったり一緒に頑張れたりする
- (例)スキルを身につけて、月収〇万円アップ!
「こんな場所です!」と一言で伝わるキャッチコピーは?
まだまだオンラインサロンを利用したことのない人も多く、何よりオンラインサロンはオーナーがどれだけ頑張っても入ってみないと分からない部分がどうしても残ります。
そこで、「このオンラインサロンはこんな場所です」と一言で表現できるようなキャッチコピーを考えてみましょう。
オンラインサロンが初めての方にもイメージを持ってもらいやすくなり、魅力が伝わりやすくなります。
- (例)〇〇の素顔が見れる、ただ一つの場所
- (例)初心者でも大丈夫! ゼロから学べる〇〇専門オンラインスクール
プラットフォームを決めるor自前でシステムを揃える
オンラインサロンの土台が決まったら、次はシステムを用意していきます。オンラインサロンに必要な最低限のシステムは、「アプリ」「決済」「会員管理」の3つです。
方法としては、次の2パターンから選ぶことができます。
- オンラインサロン用のプラットフォームを使う
- プラットフォームは使わず、自前でシステムを用意し、仕組みを作る
プラットフォームとは?
オンラインサロンの人気が高まる中で、オンラインサロンを手軽に始められる「プラットフォーム」を運営する会社も増えています。
プラットフォームとは「サービスを提供するための共通の土台となる環境」のことで、オンラインサロンのプラットフォームでは「アプリ」「決済」「会員管理」など、オンラインサロン作りに必要なものをまとめて揃えてくれます(プラットフォームによって違いがあります)。
今のところ、オンラインサロンのプラットフォームで有名なものは二つです。
- DMMオンラインサロン
- CAMPFIRE Community
このあと順番に説明していきますが、プラットフォームを使っても使わなくてもオンラインサロンは作れますし、どちらを選ぶかに正解はなく、自分の状況や優先順位に合わせて決めることになります。
判断するときの基準として「こんな方におすすめ」という内容はまとめているので、参考にしてみてください。
オンラインサロン用のプラットフォームを使う方法
メリット
- システムを一つずつ探して検討しなくて良い
- 初期設計にかかる手間や時間が少ない
- システムが自動連携していて始まってから運営・管理がしやすい
デメリット
- 毎月プラットフォームの手数料がかかる
- 審査を通らないとプラットフォームを利用できない
メリットとしては、必要なシステムがプラットフォーム上で揃うので、「そもそも何が要るんだっけ」「アプリはどれを使えばいいんだろう」と一つ一つ悩まずに済み、開設準備も比較的簡単に行うことができます。
また、決済データと会員データが自動連携していて手作業が発生しないなど、システムが自動連携していることで運営・管理がしやすく負担が少ないのもポイントです。
ただし、システムや自動連携はプラットフォームごとに異なるので、必ず情報収集や問い合わせで確認しましょう。
一方、毎月手数料がかかること、審査を通らないといけないことはデメリットと言えるでしょう。
こういった理由から、以下のような人はプラットフォームを使ってオンラインサロンを作るのがおすすめです。
- 会員数が多い大規模なオンラインサロンになりそう
- 個人運営なのでなるべく負担を減らしたい
- 手数料がかかってもいいので運営・管理を楽にしたい
自前でシステムを用意し、仕組みを作る方法
メリット
- 手数料を抑えられるので収益を上げやすい(※決済システムの手数料がかかることもあります)
- 審査不要でいつでも誰でもオンラインサロンを始められる(※決済システムで審査があることもあります)
デメリット
- システムを一つずつ探して検討しないといけない
- 初期設計もシステムそれぞれで設定していくため手間や時間がかかりやすい
- システムが独立しているため手作業が発生する
プラットフォームを利用しない方法、手数料を抑えられることと審査が不要であることは大きなメリットになります。
ただし、決済システムとしてオンライン決済サービス(PaypalやStripeなど)を利用する場合は、決済手数料や審査があったりもするので、よく確認しましょう。
デメリットとしては、オンラインサロンに必要なシステムを一つずつ自分で探し、設定していくので手間や時間がかかります。
また、決済データと会員データを照合するなど、入会・退会で手作業が発生します。
そのため、以下のような人には自前でオンラインサロンを作るのが合っているでしょう。
- 手間や時間がかかってもいいのでとにかく手数料を抑えたい
- 複数人で運営できるので初期設計や開始後の管理が少しくらい大変でも大丈夫
プラットフォームを使う / 使わないに正解はありません。オンラインサロンを作るにあたっての優先順位をよく整理して、どちらの方法でオンラインサロンを作るか決めれば大丈夫です。
初期設計をする
各システムが揃ったら、コンテンツなどオンラインサロンの ”中身” を決めて設定していきます。これが初期設計です。
コンテンツを考える
オンラインサロンを通して会員が楽しめるものをまとめて「コンテンツ」と呼びます。オンラインサロンのタイプ・テーマ・目的などによってコンテンツは様々ですが、例えばよくあるコンテンツはこんな感じです。
- オーナーのつぶやき / 日記
- ライブ配信
- オンライン交流会
- 掲示板 / Q&A
- オフ会 / リアルイベント
- 最新情報やノウハウ
- オンラインセミナー / オンライン講座
- オリジナルプロジェクト / 企画
- 部活動 / サークル
コンテンツのポイントは、”見ているだけで楽しめるもの” をメインにすることと、定期コンテンツを作ることです。
オンラインサロンでは、会員の8割は消極的であり、積極的に参加してくれるのは全体の2割だけとも言われているので、「見るだけ&読むだけ」のコンテンツを中心に、プラスアルファで掲示板やオフ会を活用するのがおすすめです。
また、週1回・月1回など定期コンテンツを作ることで、オンラインサロンを見に来る習慣をつけてもらいやすく、入会前の人にもどれくらいコンテンツが更新するか伝わるので安心してもらえます。
コンテンツが決まったら、スレッドやチャンネルなどの機能を使って投稿場所も整理しておきましょう。
月額会費を設定する
月額会費については、以下のような内容を決めて設定していきます。
- 月額会費はいくらにするのか
- プランは一つか、複数か
- 「最初の7日間は無料!」など無料期間を設けるか
- 月払いだけでなく年払いも用意するか
- 年払いは「1ヶ月分無料!」などお得な設定にするか
月額会費の部分は非常に悩ましいかと思いますが、同じジャンルやテーマのオンラインサロンをいくつか調べてみてだいたいの相場を掴むのも良いでしょう。
または、「月に1回ランチするのと同じくらいの値段で、こんなコンテンツが楽しめますよ!」「ゴルフの打ちっぱなしに1回行く料金で、オンラインサロンなら1ヶ月利用できますよ!」など、イメージしやすい打ち出し方をするのもおすすめです。
集客サイトを作る
オンラインサロンについて、「どんな場所なのか」「何ができるのか」「どんなコンテンツを楽しめるのか」「会費はいくらか」などの情報を伝えるための集客サイト / 集客ページも作りましょう。
プラットフォームを利用する場合は、プラットフォームの公式サイトに集客ページが作れることが多いです。
自前でオンラインサロンを作る場合は、専用のページかサイトを用意するのがおすすめですが、すでにホームページや公式サイトを持っていたらその中に専用ページを作っても大丈夫です。
なお、必ず決済ページへのリンクを貼って、興味を持ってくれた人がそのまま入会手続きをできるようにしましょう。
利用ルール・ガイドラインを作る
オンラインサロンでは利用規約とは別に、利用ルールやガイドラインを決めることも多くなっています。
具体的には、「こんなふうに交流しましょう」「こういう行動はしないようにしましょう」という振る舞いの基準を示す内容です。どのように楽しめばいいか伝わりやすくなり、トラブルを未然に防ぐことにも繋がります。
- (例)みんなが安心して過ごせる言葉遣いで話そう
- (例)行動や振る舞いを強制しない、みんな自分なりの楽しみ方でOK!
ルールやガイドラインが決まったら、固定表示やピン留めの機能を使うなどして、見やすい場所に表示するかリンクを貼っておきましょう。
ちなみに、「〇〇サロン 3ヶ条」のようにオリジナルの名前をつけると、親しみやすくなり、さらに浸透しやすくなります。
ウェルカムメッセージを投稿する
入会してくる会員に向けて、オンラインサロンのオーナーから歓迎の言葉も投稿しておきましょう。期待を高めて安心してもらうことで、長く利用してもらうことにも繋がります。
具体的には、こんな内容がおすすめです。
- 入会へのお礼や歓迎の言葉
- オンラインサロンをやろうと思った理由や想い
- どんな場所にしたいと思っているか
使い方・楽しみ方を案内する
実は、オンラインサロンの退会理由で多いのが「入ったは良いけど何をしたらいいのか分からない」というもの。オンラインサロン自体が初めてという方も多く、戸惑ったり迷ったりして退会につながってしまうケースが非常に多いんです。
そのため、安心してコミュニティで過ごせるように使い方・楽しみ方を初めに案内してあげるのがおすすめです。もし余裕があれば、「よくある質問」を載せておいてあげるとさらに丁寧です。
例文を載せておくので、ぜひ参考にしてください。ウェルカムメッセージの最後に付け加える形でも大丈夫です。
- 〇〇のコンテンツはここ、●●のコンテンツはここにあります。
- △△のコンテンツは皆さんも投稿できるので、ぜひ悩みや相談を気軽に書いてみてくださいね。
- いいね・コメントで交流するのも大歓迎ですし、見るだけ・読むだけでももちろんOKです!
- 毎週月曜日は動画アップの日、毎月10日はオンライン交流会の日です。ぜひご参加ください。
プロフィールを入力する
オンラインサロンの会員は、コンテンツはもちろんですが「オーナーを身近に感じられる」「分からないことがあれば気軽に質問できる」など、コミュニティそのものや居心地の良さにも価値を感じているケースが非常に多いです。
そのため、オーナーが自己開示したり会員同士で人となりを知ったりできる仕組みとして、プロフィールがとても大切になってきます。オーナーや運営スタッフのプロフィールはぜひ入力しておくようにしましょう。
プロフィールの機能がなければ、自己紹介ができるスレッド・チャンネル・掲示板などを用意して、そこにプロフィールを投稿しておきます。お手本にもなるので、会員も自己紹介しやすくなります。
告知をして会員を集める
オンラインサロンの設計がある程度できたら、いよいよ会員を集めて入会してもらいます。
告知に1週間、入会予約に1週間で、合計2週間程度の期間を設けて、その後オンラインサロンをスタートするのがおすすめです。順番に解説していきます。
告知期間について
1週間ほど、SNSなどで「こんなオンラインサロンを始めます!」とお知らせを続けます。オンラインサロンの概要を伝えつつ、期待を高めて「早く申し込みたい!」と思ってもらうのが大きな目的です。
ターゲットに届かなければ意味がないので、オーナーが普段メインで使っているSNSを選んだり、世代や属性を考えたりして、しっかりとターゲットに届く媒体を使いましょう。
- Twitter:リアルタイム性が強みでカウントダウンなどに向いている / リツイートで広範囲に拡散できる
- Instagram:ストーリー機能を使うと目に留まりやすい / ライブ配信でアピールできる
- Facebook:友達としてすでに繋がりがある人たちに情報を届けやすい
- ブログやnoteなど:オンラインサロンの詳しい情報や開設への想いを伝えられる
- YouTube:チャンネルの視聴者に確実にリーチできる / 動画なので熱量や想いがより伝わる
- セミナーや講演:オーナーのスキルやノウハウにすでに興味を持ってくれている層にリーチできる
なお、告知をするときは必ず集客サイト・集客ページのURLを載せましょう。
短い文章や口頭でオンラインサロンの魅力を全て伝えることは、正直ほぼ不可能です。それよりも、「気になった方はこちら!」とサイトに誘導して、そこでしっかりと興味を持ってもらえれば大丈夫です。
事前登録の期間について
事前登録とは、オンラインサロンのスタート前に会員登録をしておける仕組みです。こちらも1週間くらいがオススメです。
「どうして事前登録なんて面倒なことするの?」と思う方もいるかもしれませんが、理由は二つあります。
- スタート直後からコミュニティが盛り上がりやすい
- 初期メンバーとして仲間意識が生まれて、会員同士の交流がしやすくなる
- 新メンバーが慣れるまでのフォローをまとめてできる
事前登録なしだと、オンラインサロンのスタート後にパラパラと会員が入ってくることになります。こうなると様子見をする会員が多く、スタート直後になかなかコミュニティが盛り上がらず立ち上がりに時間がかかることも。
また、新メンバーの入会時期が揃わないことで、オーナー側もいつまでも新メンバーの質問に追われたりと、運営の負担が増える可能性もあります。
一方、事前登録にするとオンラインサロンのスタートと同時に一斉に会員が入ってきます。ある程度人数が集まった状態で始まるため、スタート直後からコミュニティが盛り上がりやすく、初期メンバーという共通点で仲間意識が生まれて会員同士の交流もしやすくなります。
入会時期も同じなので、新メンバー向けに何度も何度も同じアナウンスをすることもありません。まとめてフォロー対応ができるので、運営もしやすいです。
このような理由で、事前登録にすることをおすすめします。事前登録した人のワクワク感・熱量を冷まさないうちにスタートできるよう、期間は1週間程度にするのが良いでしょう。
いよいよ開設!
開始日になったら、事前登録を完了している会員に実際にコミュニティにログインしてもらいます。いよいよ、あなただけのオンラインサロンが始まります。
最後に、開設してからコミュニティの運営で気をつけるといいポイントについてもお伝えします。
会員の行動には早めにリアクションしよう!
コミュニティに入ってきた直後の会員は、「これから何が見れるんだろう」「他にどんな人がいるんだろう」とドキドキしていて、オンラインサロン自体が初めてで不安な方も多いです。そのため、自己紹介をしたり投稿したりするのはもちろん、いいね・コメントをするだけでも想像以上に緊張しています。
だからこそ、会員がコミュニティで何か行動してくれたら、オーナーが早めに肯定的なリアクションをしてあげましょう。
- 会員が自己紹介をしたら、コメントであたたかく迎える
- 会員からのコメントには必ず返信する
- オーナーから「いいねありがとうございます!励みになります」「ぜひ気軽にコメントしてくださいね」「皆さんも気軽に交流してみてくださいね!」などと伝える
フォーマルすぎないコミュニケーションを!
オンラインサロンの魅力は、何と言ってもオーナーと会員、そして会員同士の繋がりや交流です。
そのため、コミュニティ上でやり取りをするときはフォーマルになりすぎず、温度感のあるコミュニケーションを心がけましょう(もちろん、会員に対して敬意や礼儀を示すことや、会費の対価として継続的に価値を提供することが前提になります)。
- 書き言葉ではなく話し言葉で、語りかけるように投稿する
- 敬語を使う場合もビジネスライクになりすぎないようほどほどに
- コメントでは絵文字を交えるなど、やわらかい雰囲気を出す
謝罪の文脈などでは当然かしこまったコミュニケーションが適切なこともあるので、ケースバイケースでの判断にはなります。
ただ、多くのオンラインサロンではフォーマルすぎないコミュニケーションの方が、会員がオーナーに対して変に距離を感じず、安心してくれることが多いです。
ぜひ、かしこまりすぎず、温度感を感じるコミュニケーションを心がけてみてください。
まとめ
今回の記事では、オンラインサロンの作り方として、5つのステップを紹介しました。
- コンセプトやテーマを決める
- プラットフォームを決めるor自前でシステムを揃える
- 初期設計をする
- 告知をして会員を集める
- いよいよ開設!
「自分もオンラインサロンをやってみたい」「コミュニティを作りたいけど何から始めればいいか分からない」という方は、ぜひこの記事を読んでチャレンジしてみてください!
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